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zoom RSS 「等身大の合格者〜失敗から学ぶ、受験時代の重要性(前編)」:須藤勇樹さん

<<   作成日時 : 2013/05/27 01:07   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 36 / トラックバック 0 / コメント 0

皆さんこんにちは
24年度合格者の須藤です。

私は現在、地元である茨城の
ド田舎の個人事務所に勤務しています
(まだ補助者ですが)。

勤務するようになってからまだ1か月ちょっと、
実務が初めての私は、
毎日「試験」と「実務」のギャップや、
「社会」という環境に戸惑いながら
何とかこなしております(特に電話対応が苦手です…)。

というか、まぁ失敗の連続なんですがね

今日はこの1か月の失敗から学んだことが、
なんだか試験にも通ずるものがあるなぁと思い、
自分への戒めの意味も込めて、正直に記そうと思います。

まず方法論的な話から

失敗談@:委任状

弁済前に抵当権者に一般承継が発生していたので、
「@抵当権の移転登記→A抵当権抹消登記」
という実務ではごくありふれたパターンの抹消登記。

記述式でも重要な論点ですよね。

普通に2連件で申請書作って申請したのですが、
後日法務局から電話が…

登記官「申請書は識別を事務所宛に送付するとなっていますが、
登記識別情報の受領権限の記載が
委任状にありませんので送れません」
(ちなみにうちはオンライン申請です)

んん

登記識別情報の受領権限は特別委任事項ですよね。

なので資格者代理人が受領するには
委任状にその旨記載が必要です
(登記申請の委任だけでは受領できない)。

それは試験的にも重要な知識

当然私も知っています。

今回は抹消の前提として抵当権移転をするので、
そこで登記識別情報が出ます。

そして抹消登記にはその登記識別情報を使うのですが、
連件申請したので提供みなしです。

おそらく、「提供みなし」なので気が緩んだのでしょう。

申請前のチェックで見落としていました

今回はすぐに抹消される運命の登記識別情報なので、
それほど大きなミスではありませんが、
試験では択一1問分で−3点ですね、痛いです。


失敗談A:変更証明書

今度は遺産分割協議に基づいて、
相続登記を行う事案。

実務ではよく見かけます

戸籍除籍謄本等、遺産分割協議書、
協議者の印鑑証明書、承継人の住民票、委任状、
よし!書類は整った。

そして申請。しかし後日…

登記官「書類が足りません」

初めての補正です

被相続人の住所と登記簿上の住所が完全に一致しておらず、
登記官から同一性が判断できなかったのです。

試験的には、被相続人の住所が変更していた場合、
相続登記の前提としての被相続人の名変は不要
(遺贈や生前売買の申請では必要)で、
変更証明書として戸籍の付票や住民票の除票を添付する、
という知識があると思いますし、私も知っています。

しかし、添付を忘れました

でも実は除票は取得しており、
ファイルの一番下にありました…

結構こなした事案だから、
だんだん自信がついてきたから、
いつもやってるから、そういった驕りが出てきたのでしょう。

最終チェックできちんと確認できていなかったんだと思います。

今回、登記官に指摘されるという形で気付きました。

本試験では、
試験監督官や試験委員が指摘してくれるのでしょうか

当たり前の論点では、1点の取りこぼしも防ぎたいです。


失敗談B:戸籍・除籍謄本

最後は、旦那さんAさん、奥さんBさんのご夫婦
、お子さんがCさんDさんで、
A→B→Cの順で亡くなっていて、
遺産分割協議はまだ。

ちなみにAさん名義の不動産の相続登記の事案です。

これは申請一件で…できるか

そうです、いわゆる「1人遺産分割協議」というケースです。

「A相続人兼B相続人兼C相続人 D」という肩書で遺産分割協議してもらいます
(非常に形式的ではありますが)。

というか本当にあるんだと思いました笑。

お客さんにもその旨伝えて、印鑑押してもらって、戸籍揃えて申請

「1人遺産分割って証明書として意味あるのかなぁ
「形式的ではありあますよね」
そんな会話を事務所の上司としていた矢先…

登記官「相続人がもう一人いますが把握していますか

初めての取り下げです

実はBさんに婚姻前の子供Eさんがいました。

Bさんの出生からの戸籍は取得していて、
戸籍の一番最後のページにぽつんといました。

今回はBさんのお名前が変体仮名で読みづらく、
Bさんと名前が1文字違いの姉妹もいたこと、
そしてEさんの父親が不明(空欄)であること、
「1人遺産分割」という先入観があったことから、
確認した時に「他に相続人はいない」、
と頭のどこかで考えてしまっていたのでしょう。

普通に確認すれば見落とさないです。

悔しい思いを胸に取り下げて、
Eさんの現在戸籍取得。
生きてます。

しかもちゃんとBさんの子供でした
(現在戸籍は昔のと違って文字がはっきり読めます)。

幸いDさんのご近所に住んでいました。

でもこれは…
半血の兄弟の存在をお客さんにどう伝えようか…
ショックを受けなきゃいいが…

Dさん「あ、Eの判子もいるのじゃあすぐ行ってもらってきますね」

須藤「あ…はい。お手数おかけします」

ドラマの見すぎなんですかね私。

今回はオンライン減税がなくなる前後での取り下げなので、
追加でかかる登録免許税は事務所負担になりました。

正直、勉強代として
給料から天引きしてほしい程申し訳なく思いました
(ボスにも、お客さんにも)。

相続人の確定を間違えると、
記述式でも連鎖的に大減点、
実務でもいろんな方々にご迷惑をおかけします。


とまぁこの1か月でよくこれだけ失敗できるなと。

しかし、この失敗には共通点があります。

それは・・・明日につづきます


須藤勇樹

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