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zoom RSS 「択一に落ちない方法論その2 『本当の意味で過去問を解く』とは」:村上聡さん

<<   作成日時 : 2014/04/03 00:02   >>

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みなさん,こんにちは。村上聡です

今回は,前回お話しさせて頂いた
「国家試験に求められる要請」を踏まえて,
司法書士の択一試験の特徴を検討するとともに,
『本当の意味で過去問を解く』とは
どういうことかを考えてみましょう

私は,司法書士の択一試験には
以下のような特徴があると考えています

@午前の部は1問平て均3分,
午後の部は1問平均1分40秒の
スピードで解かなければならないので,
速さと正確さが求められる

もっとも,午前の部は
じっくり頭を使って解くべき問題が多いが,
午後の部は知識で勝負が決まる問題が多いので,
頭の使い方は全く異なる。

A科目間の配点のばらつきが大きいが,
配点の低い科目の方が
基本的で点の取りやすい問題が多い

確実に点を稼いで
配点の高い4科目での戦いを
有利な気持ちで進められるようにしたい。

この試験にマイナー科目はない。

B基本問題では,
過去に問われた事項が繰り返し出題されているので,
瞬時に正誤判断ができるまでに
知識の精度を上げなければならない

C応用問題には,
受験生を惑わすための「罠」が仕掛けられている

「罠」にはまらないようにするには,
日頃から,「もっともらしい誤り肢」,
「嘘っぽい正しい肢」の作られ方,
試験委員が用いる「ひっかけのツボ」を
テキストと過去問を往復する過程で
感覚的に掴むことが重要。

D70問全てを正解する必要はないし,
通常の受験生には無理である

捨て問候補の問題が全体で10問くらいあるので,
パッと見で難しいと思った問題は,
1巡目は後回しにして,
時間が余ったら検討すればよい。

もっとも,運を天に任せた答えでも
正解なら3点もらえるので,
とにかく何か答えを出すべき。

E基本問題であっても,
5肢全ての正誤判断ができることは稀である

どんな問題でも,
分かる肢だけ正誤判断をして答えを出せば足りる
という認識を持つことが重要。
 
このような特徴を踏まえて,
私が考える『本当の意味で過去問を解く』とは,
各問題における問われ方を意識しつつ,
上記の択一試験の特徴が
各問題にどのように現われているかを自ら思考・検証して,
自分なりの対策を立てることをいいます

この作業を通じて,
合格に必要な知識の射程や,
試験委員がよく用いるひっかけのツボを
感覚的に掴み取れればよいのです。

したがって,過去問を解くべき回数も,
「その人が自分なりの対策を立てるのに必要な回数」
によって決まるのであり,
各人の学習の習熟度の違いに応じて,
科目ごと,分野ごとにも異なってくるのです
(例えば私の場合は,仮登記や区分建物が苦手だったので,
合格した年の直前期にも5回以上解きましたが,
所有権,抵当権,根抵当権は得意だったので,
その年の直前期はほとんどやりませんでした)。

「過去問を何回解けばよいか」という質問に対して
明確な答えは出せないことをぜひ理解して下さい
 
学習が進んで基礎知識が定着し,
知識の射程も掴めてくると,
問題文をどこから読めば
速く正確に解けるかも分かるようになり,
速く正確に解くための
解法テクニックが身に付いてきます。

テクニックで解けるのは,
正確な基礎知識と論点理解に裏付けられた御褒美です

特に時間の制約が厳しい午後の部では,
テクニックで解くことが要請されていることを
認識しておいて下さい


村上 聡

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