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zoom RSS 「過去問についてE 〜正統に正答率をあげる〜」:本間詠美子さん

<<   作成日時 : 2014/11/11 00:00   >>

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こんにちは、本間詠美子です

前回は、過去問を解く際に思い出すべき
「基礎的知識(下記レベルB)のまとまり」について書きました

(※数字の前に「レベル」を入れてみました。)

 レベル@ 法律の全体構造

 レベルA 話(講義・テキスト)の流れ(区分け)

 レベルB 基本用語の定義、制度の骨格、

      制度の基本構造・基本パターン・基本ルール、

      同一制度内の種類、重要フレーズ・重要暗記事項

 レベルC 論点(=法解釈に複数の説があるところ)

 レベルD 同一制度内での年数・要件・文言等の違い


本試験を見据えれば、
レベル@〜レベルBまでの知識を獲得するのに
十分な時間と労力を払うことが根本的に重要なことです

でもだからといって、
「法律ってモノの根本ルールを知っているからオレは受かるんだ」
などと思ってはいけません。


基礎知識を固めるのが先決というだけであって、
最終的に、ある程度の細かい知識も定着させなければ
本試験には受かりません


過去問繰り返しの回数が増えてきたら、
随時、細かい差異や年数も覚えていきます

Bレベルの基礎知識を意識しつつ、それと並行して覚えます。


レベルC「論点」は、
必ずしも「細かい知識(≒枝葉末節?)」とはいえませんが、
条文のある一部分の解釈でしかないのに、
ボリュームがあって、やたら注意を奪われがちです

(法学部にいた人はともかく、
初学者は突然長々と解釈の話をされて、
なんのことやらわからず面食らいますよね。)


「論点」は、対立構造や論理と絡むので、
単純暗記だけして終わる、ということはないと思いますが、
基本構造のうちのどの部分が問題になっているかをまず押さえた上で、
条文解釈に議論がある、
という順番で話を押さえれば混乱しないと思います


論点を問う問題は、
暗記以前に、まず問題文・選択肢をきちんと読む、
ということが第一歩だと思います

もともとすごく論理的思考が強い人はいいかもしれませんが、
そうでなければ、
@問題文・過去問解説・テキストを照らし合わせながら、
論理をきちんと追うということと
+A各説のキーワードとなる用語と帰結を覚える、
と言う感じで、だんだんまとまり感をつくるようにすると
いいのではないかと思います

レベルDで問われることは、
かなりパターン化している、
というのが私の印象です

過去問を何回かやっていると、
細かい部分で「ひっかけてくる」ポイント
というのがある程度みえてきます


特に民訴以降の科目は、
問われる部分が決まっている傾向が強いのかな、
という印象でした。

テキスト等にも比較ポイントとして
図表化されているのではないかと思います

比較表をそのまま覚えられれば、
ダイレクトに点が取れる部分ですが、
なかなかそのままは覚えられませんので、
過去問を繰り返すごとに
徐々に徐々に詰めていきましょう。

多分、講義では、
「最終的に覚えてください」というように言われると思うので、
本試験までには絶対覚えるつもりでこまめに覚えていきます。
(実際は本試験の1〜2ヶ月くらい前までには
だいたい覚えている感じ?)


細かい知識を詰めるにも、
まずは大まかな知識の違いが頭に入っているのが前提です

些末な部分の違いだけを
無理矢理覚えようとしてもなかなか覚えられません

大きなポケットにざっくりと分けたものを、
もう一段階、もう一段階と細かくしていきます。


「覚えてさえしまえば解ける」
という意味では楽な部分とも言えますが、
なにぶん細かい知識はすぐに忘れたり、
混同してしまいがちでもあります

だから、過去問繰り返し回数をあげて、
思い出す回数を増やす、
というのが有効な箇所でもあります。

繰り返しで徐々に知識の精度をあげていくのと同時に、
次回書く予定の、過去問繰り返しの「最終段階」で、
記憶を強化していきます


レベルDまでの知識がついてくると
過去問の正答率があがってくるので、
問題を解いた際、達成感が感じられるようになります

ようやく本試験で戦える基礎技能と
体力がついたぐらいのレベルになった感じでしょうか


重ねて言いますが、
レベル@〜レベルDまでの知識を積み重ねた結果として
正誤の判断がつくようになったことが大事なのであって、
「過去問の正誤が合う」ということを目標とした結果で
過去問の正答率が上がっている状態にしたいわけではないのです


過去問の正答率が上がっている人も、最初のほうで書いた、

@関連する体系的な知識を思い出せ、正解した

A体系知識を思い出せなかったけど、正解した

 (→知識が体系化されていない) 

B体系知識は思い出せたけど、間違えた

  (→ケアレスミスでなければ、体系知識を勘違いして覚えている)

C体系知識を思い出せず、間違えた

  (→ほとんど基礎知識が定着していない)

という測定軸をもって、A〜Cの部分があれば、
自分が、どのレベルの知識でつまづいているのかを見極めた上で、
なにが必要かを考えてみてください

全部ができていないわけではないと思います。

どの科目のどの部分がどのレベルでできていないのか、
冷静に自分の現在の実力を見定めてください。


あと、ちょっと補足ですが、
私は伊藤塾のテキストや講義をベースにお話をしているので、
テキスト⇄過去問のリンクづけ、
という部分では特に迷うことがありませんでした

つまり、私は
「ある過去問を解くのに必要な知識が
テキストのどの部分にのっているのか」、
というところでの疑問がなかったのですが、
場合によっては、
ある知識Aはきっちり頭に入っているけれど、
過去問を読んだときに、
対応して呼び出すべき知識がAであるとは思わなかった、
というようなことがあるかもしれません

「問題を解いたときに
体系知識は思い出せなかったのだけど、
体系知識自体は頭に入っている」
という状況があり得るかもしれません。

その場合は、問題と知識とにリンクを張る
という別の段階が必要かと思います。


次回は、過去問繰り返しの
最終段階について書いてみたいと思います


本間詠美子


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