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zoom RSS 「過去問についてF 〜繰り返しの最終段階〜」:本間詠美子さん

<<   作成日時 : 2014/11/12 00:10   >>

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こんにちは、本間詠美子です

さて、前回までで、
過去問を繰り返すことで自分の問題を洗い直し、
体系知識を何度も入れ直すという
プロセスについて書いていきました

でも、過去問学習は
このプロセスだけで終わるわけではないのです

「過去問についてA〜過去問を解くことはきっかけにすぎない」
で書いたところの第四段階にいたる必要があります。

第一段階:「質問=過去問選択肢」の存在を知り、
       そこで使われている言葉などに慣れる

  ↓

第二段階:知識の獲得・体系との関連付け

  ⇅

第三段階:知識を定着させる

  ↓

第四段階(=実践段階):
記憶を強化する・できるだけ早く肢の正誤がわかるようになる



つまり、一度実力がついたところからの過去問繰り返しの意味です


一度実力がついたからといって、
全科目について、
常に一定レベルを維持し続けられる訳ではありませんから、
単純に繰り返しを続けなければいけない、
ということはあります。

同じことを反復することでの記憶の強化です


それに加えて、私が思うに、この第四段階では、
「思考ルートの短縮」という作用がおこるように思います

第三段階までは、
「問題を読む→必要知識を思い出す
→解答する」というプロセスを踏んでいたのが、
ある段階にくると、別に正誤を覚えているわけではないのに、
一瞬で答えがわかるようになるのです

問いにもよりますが、問題→知識→解答のうち、
「知識」のプロセスが極端に短くなるような感じになります。

答えようと意識するより先に答えがわかる状態です

もちろん、
何度も同じ問題を解いているので
答えがわかるだけなのかもしれませんが、
少なくとも、実力がついたところからのさらなる繰り返しによって、
解答までのプロセスがある程度短くなっていくのは確かでしょう。

このような問題→(知識)→解答のプロセスは、
思考力を問うようなタイプ問題には向かないと思いますが、
問われる範囲がほぼ決まっていて、
ある程度定型的な問題が出る場合には有効だと思います

おそらく、午後の択一には有効です


司法書士試験に受かるには、
「時間内に解き終わる」ことが必要条件です

特に午後科目は時間がタイトです。

そんな時間的余裕がない状況においては、
「過去問繰り返し」で強化された記憶力によって、
問題文を読んだ瞬間、
「自分」が意識的に知識の検索をかけようとするやいなや、
信号が脳の中の必要な知識にたどり着く、
すると即座に答がでてくる、
という脳内の反応パターンを形成するのに、
第四段階の繰り返しが有効なのではないか、
というのが私の考えです

というのも私は、実際の本試験のときの午後択一は、
解いている最中は「全然よくわからない」と、
ほぼパニックになりながらかなり反射的に解いていましたが、
意外とたくさん正解していたので、
前述のような状態だったのかな、と思っているのです

ただ、この辺は私の経験的な感覚でしかなく、
一般的にそういうことが起きるのか
よくわからないところはあります


なんにしても、
ある部分を高速化しないと
本試験のときに時間的に間に合わないので、
答えを出すまでの時間を短縮するための過去問の繰り返し、
という段階が必要だと思います。

全部の知識について、
そのような極端な思考ルートの短縮が
おこるわけではないと思いますし、
ならないほうがいい分野もあるかと思いますが、
そのようになる範囲が多ければ、
はやく解ける問題が多くなり、
繰り返しの回数も増えるはずです

そして繰り返しの回数が増えれば、
記憶がますます強化されることになります


最後になりますが、
いったんは第四段階にきたとしても、
「自分は解けるようになったのだ」
と思わないようにしてください

13科目全部について
常に同じレベルが保てるわけではありませんし、
自分は「わかっている」と思うことが「思い込み」につながり、
思わぬ間違いを引き起こします

過去問に限らずですが、常に、
自分の知識レベルに対する
センサーを働かせ続けることが大事です

少し解答に不安があるとか、
違和感があると感じたときに、
自分をごまかさないことです。

「もう何十回も解いているのだから、
自分はわかっているはずだ」と思って、
もっと奥にある自分の心のつぶやきを聞き逃さないことです。

第四段階にきたら、
基礎的な力はついているのですから、
むしろ自分の知識の弱点を発見する方に
注意をむける余力があるはずです。

高速化ばかりが自己目的化しないように
配慮するようにしたらいいかと思います


過去問についての検討は今回でおしまいです

長文におつきあい下さってありがとうございました。

次回から、新しいテーマで書きたいと思います


本間詠美子

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