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zoom RSS 「あれも言い訳だった!」:山口岳彦さん

<<   作成日時 : 2015/04/01 00:01   >>

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こんにちは。山口です

桜の季節になると、
司法書士試験の勉強を始めて最初の直前期の、
ある「気持ち」を思い出します

当時は今とはかなり畑違いの仕事でした。

一般企業で工場の部署になり、
危険な重労働に従事していたのです

上下関係は相当厳しかったです

仕事を確実にやることと同じかそれ以上に、
組織図で自分より上に名前が書いてある人の
機嫌を損ねないように振る舞うことに
かなりのエネルギーを使う職場です

その会社の中に
自分が一度きりの人生を生きていることの
意味を見いだせるほどの感動を
味わえる仕事がないことはわかっていました。

組織の中で自分に与えられた狭い居場所から
はみ出ることなく小さくなって生き続けることは、
生物にとっての生存にすぎず、
人間にとっての人生ではない、
というのが当時の感覚でした。
(ただ、あの会社の経験があったから
事務所の立ち上げの段取りを
自分で考えることができていますので、
今ではあの職場に感謝しています。)

危険物取扱主任者など
工場で役立つ資格の取得が
職場で流行した時期がありました。

そんな中、無鉄砲だった私は
朝礼の時間に工場長以下全員の前で
「私は司法書士の資格を取り皆様とはいずれお別れしますので、
危険物の主任者のような資格は受けません。
こんな私に危険物取扱主任者の受験料を
会社から出していただく必要はありません。」
のような宣言をし、
あの宣言は危険物よりも危なかったです

工場長がとてもいい人で大目に見てくれたのは幸運でした

このような工場勤務をしつつ、
2008年に司法書士の受験勉強を始めたのでした

最初の直前期、
2009年の春前後はリーマンショックに起因する不景気の中、
相次ぐ派遣切り、年越し派遣村、秋葉原通り魔事件など、
ただならぬ閉塞感が社会を覆っていました。

そんな時代に正社員として雇用され、
心底やりたいと思っているわけではない仕事でも
使ってくれて毎月一定の給料をもらえている、
しかも司法書士の受験も一応認めてくれている、
大変ありがたく、同時にものすごく
申し訳ない気持ちが湧いてきました

暖かくなるにつれて、
この罪悪感がどんどん大きくなっていきました

ついには、
「自分は司法書士の勉強をしてはいけないのではないか」
とまで思うに至るといよいよ勉強に手が付かなくなり、
塾の悩み相談コーナー
(当時、伊藤塾に「所ホットライン」というサービスがありました)から
入門講座の所先生に正直な気持ちを打ち明けました

当時の私にとって、
恵まれた環境で司法書士を目指す贅沢を味わうのは
終身雇用が前提の職場の皆様に
申し訳ないというのは素直な感覚でした。

しかし、先生の冷静な目から見て、
その罪悪感は、ただの言い訳でした


つづく


山口岳彦

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