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zoom RSS 「決めきる。」:加藤裕さん

<<   作成日時 : 2015/06/23 00:00   >>

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直前期に剣道の話なんてするなと怒られそうですが、
空気を読まずに投稿してしまいました

お許しください

私の大学の剣道部同期のお父さん
(一郎先生(仮名))の思い出話です

一郎先生は教員で
剣道8段(剣道の最高位)の先生です

指導する高校生を
全国トップクラスに育て上げる指導者です

最近、自宅に招いていただいた際の話です

一郎先生は今は
地元大分を代表する8段の先生ですが、
6段審査にはなかなか合格できず
迷いの中にいらっしゃいました

何度も失敗してきた審査に今回も挑みます

審査に対する迷いは晴れることなく
大分のご自宅から6段審査の会場の京都へ。

たまたま審査の前日に京都で行われていた
高段者の試合を見に行ったのです。

何気なく。
ふらーっと。。

そこでは日本を代表するA先生とB先生の
試合がおこなわれていました

A先生もB先生も一つも技を出しません。

ただ観客すら身構えるほどの
物凄い気迫で対峙されています。

会場に張り詰めた緊張感。。

その次の瞬間。二人はお互いに会心の技を出し
、紙一重でA先生の一本となりました

非の打ち所のない綺麗な決まり手でした。

その次は、同じ攻防からまた相打ち、
紙一重でB先生の一本。

最後は、また相打ちで、
紙一重でA先生の一本。

2本先取したA先生に軍配が上がり
その試合は終わったのです。

一郎先生は、その試合を見て
6段審査の迷いが一瞬で晴れたのです

先生方はお二人とも全力で打ち込んでいったのです。

自分が打たれることを恐れず、
守りもせず、捨て身で

だからこそ、
紙一重の究極のタイミングで会心の技が決まるです。

一方の先生が中途半端に守っていたら、
相手の先生の打ちも決まらず、
お互いにグダグダと中途半端な攻防を繰り返し、
むやみに時間だけが過ぎていたでしょう。

そして、1本取られたB先生が、
打たれたことを引きずっていたら、
2本目のB先生の会心の技は出なかったでしょう。

一郎先生は、それまでは、
どうすれば6段に合格できるか、
6段らしさとは何か。
と悩む日々でした

しかし、審査の前日になり、
そんな低次元の悩みを捨て、
自分の全力の技を相手にぶつけていくだけで
良い事に気がついたのです

審査の合否にとらわれて
剣道の本質を見失っていたのです。

打ち切るから道が開ける。
打ち切るから引きずらない。

そして、挑んだ翌日の6段審査はもちろん合格

「全力で打ち込み、
ダメならば自分の稽古が足りていないだけ。
もっと稽古してまた受けるしか手はない。」
そんな一郎先生の言葉が印象的です。

私は配属研修先の司法書士の先生からも
似たようなことでお叱りをうけたことがあります。

先生の質問に対して、
私の答えは正しいのか?と悩み、
答えられずにいると。。

グダグダ考えていたら
相談に来た方は帰っちゃうぞ!と一喝

自分の基礎知識を総動員して
何かしらの判断をすぐに依頼者に披露しなさい!

条文や手続きなんて細かいことは気にせず、
自分の正義と知識に照らしてすぐに判断しなさい!

手続きなんて後でいくらでも調べられるだろ!と。。

依頼に対して全力で真剣勝負をしなさい!と。

極端ですが、
あまりにグダグダと考える私を見かねてのお叱りでした


合格のために多くを犠牲にして取り組んできた1年間。

だからこそ、
最後の瞬間で合否にとらわれてしまってはつまらないです。

最後は、飾らない自然な判断を
求められるのではないでしょうか

当日は合否を超越し、
次のステージで、資格者として判断してみては。。

みなさんの合格を信じております


加藤裕

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
「武道」の話がとても身に沁みます
そしていつも目が覚める思いです
今回もこの時期にすごくタイムリーな話でした
加藤先生、試合前日(試験前日)にまた目の覚める武道論お願いします(情けないぐらい弱虫なんです)
S.I.
2015/06/23 06:52
S.I.さん
返事が遅くなりすみません。
知人からS.I.さんのコメントの存在を教えてもらうまで気づきませんで失礼しました。本試験前に見ていただけていれば良いのですが。。

個人的に試合前に思うことは、「無心」になることです。試験と一体化するために自分を殺し、欲を捨て、全てを受け入れ。。試験用の自分ではなく、いつもの自分でいいのです。試合中いつもの自分が出てきやすいように試合前に無の状態を作っておくのです。

しかし、頭に血が登るとメンタルのバランスが崩れそうもいきません。そんなとき私が教えてもらったのが「深海のイメージトレーニング」です。海面の荒波に対して深海は常に静かで落ち着いたイメージです。緊張や動揺にとらわれ落ち着かない気持ちがまさに波立つ海面です。そんな波立つ浜辺からスーっと海の奥深くまで。。スーっと。。。そのイメージにあわせて、鼻から長く息を吐きながら頭の血を下腹に落ち着かせてあげるようにしてあげるトレーニングです。私には効きました。

本番用に飾った自分ではなく「いつもの自分」をいつもどおり出せばいいと思います。

応援してます!
加藤
2015/07/04 16:38

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