Next-Stage

アクセスカウンタ

zoom RSS 「制度趣旨(そもそも)に立ち返り、未知の問題を撃破する」:高橋智宏さん

<<   作成日時 : 2015/06/15 00:19   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 26 / トラックバック 0 / コメント 0

本試験においては、
自分の知っている知識だけ
出題されるわけではありません

もちろん、自分の知らない知識の問題は
分からなくてもしょうがないといえますが、
中には現場対応で解ける問題もあります
 
それは「現場思考力で解く」や
「推理で解く」といわれる問題ですが、
今回は「現場思考力」あるいは「推理」の具体化である、
「制度趣旨に立ち返って未知の問題を撃破する方法」
お伝えしたいと思います

「制度趣旨に立ち返って未知の問題を撃破する」とは、
具体的には、自分の知っている知識の制度趣旨
(そもそも)に立ち返り、
そこから引っ張って未知の知識の問題の答えを出す、
というものです

言ってみれば前に紹介したことのある
「そもそも思考法」を応用したものです
http://next-stage.at.webry.info/201212/article_10.html

ひとつ、去年の本試験で出題された
問題を例にとって考えてみましょう

「『債務者』Bは、物上保証人Cから
抵当不動産の甲建物を買い受けた場合には、
抵当不動産の第三取得者として、
抵当権消滅請求をすることができる。」
⇒×(平成26年第12問ウ改題)
 
テーマとなっている条文は、

380条 主たる債務者、保証人及びこれらの者の承継人は、抵当権消滅請求をすることができない。

というものですが、
この「債務者」については未出であり、
未知の知識だから判断するのは無理、
と踏んだ人も多いのではないでしょうか

しかし、これは制度趣旨に立ち返って考えることで
対応することができます
 
まず前提知識として、
自分の知っている周辺知識を引っ張ってきます。

この過去問知識に見覚えがある人も多いでしょう。
 
「抵当不動産の第三取得者は、
抵当権の被担保債権の『保証人』であっても、
抵当権消滅請求をすることができる。」
⇒×(平成2年第20問ア改題)

そしてこの前提知識の制度趣旨(そもそも)に立ち返ります

その制度趣旨を知らなければ
その場で考えるというのも一つの手です。

そもそも
保証人に抵当権消滅請求が認められないのは、
保証人は被担保債権の全額を弁済する義務を負っており、
その義務を履行せずに抵当権を消滅させることは許されないから。」

この制度趣旨から引っ張って
未知の知識の問題に対する答えを導き出します

「保証人と同様、
債務者も被担保債権の全額を弁済する義務を負っているから、
債務者にも抵当権消滅請求が認められない。」

もちろんこれは、現場での思考であるため、
100%正答ができるわけではありませんが、
特に思考力が求められ、
かつ時間のある午前の部においては、有効な思考法です

とにかく迷ったら制度趣旨(そもそも)に立ち返って考える。

ぜひ参考にしてみてください


高橋智宏

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 26
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス
かわいい かわいい

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
「制度趣旨(そもそも)に立ち返り、未知の問題を撃破する」:高橋智宏さん Next-Stage/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる