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zoom RSS 「割り算で、掛け算を、マスターした!」:山口岳彦さん

<<   作成日時 : 2015/09/22 00:00   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 17 / トラックバック 0 / コメント 6

みなさんこんにちは

自分の小学生時代と司法書士試験受験時代に
共通する要素を発見しました

1.小学校時代の思い出話

小学校2年生で、
掛け算の九九を、記憶しようとしました。

小学校3年生で、
掛け算よりハードルが高い割り算を習いました。

2年生の時、先生の前で一人一人、
覚えたら素早く暗唱できるかテストしていた時期が懐かしいです

(先生)「はい、じゃあ次山口君どうぞ」
6・1が6
6・2、12
6・3、18
6・4、24
6・5、34
(先生)「違うよ!もう一回やり直し」

小学校2年生のうちに
九九が本当に完璧になっていた児童は、
全員ではないと思います。

私自身も含め、
特に6〜9の段は何となく曖昧で危ういまま
3年生に進んだという方、
少なからずいらっしゃるでしょう。

ところが、いつの間にか
九九はマスターできている方がほとんどだと思います。

なぜか?

それは、3年生にあがり、
一桁の掛け算(九九)を別の角度から見つめ直し、
道具として使うNext-Stage
を体験したからです

小3のNext-Stageとは、
割り算や、二桁の掛け算を指します。

6÷3は…?
→3・2が6だから、2だ!

49÷7は…?
→7・7、49だから、7だ!

12×3は…?
→1の位は3・2が6、10の位は3・1が3、足して36

こうして、
小2では何となく覚えたにとどまり
危うかった九九でしたが、
割り算や、二桁以上の掛け算を習得する過程で
九九も自然と身についていきました

ご自身の小2〜3を思い返してみて、
なるほど!という感覚がある受験生の方は、
ぜひ、今後の司法書士試験合格に向かう勉強で、
「敢えて一歩先へ進む」
意識を持たれるといいと思います


2.司法書士試験への応用

このような
「先をやることにより一歩前を自動的に習得する学習法」は、
司法書士試験の入門にも中上級にも当てはまります

以下、悪い例です;

「前の講義で習ったところをまだ覚えていないから、
そこを覚えるまでは進むのはやめよう」
と思って立ち止まり、
次の講義を聞くのを先送りする。

「終わった科目がまだ不十分だから復習を優先し、
復習に1カ月かけて終わってから次の科目を聞き始めよう」

「テキストをまだ十分に読み込んでないし、
覚えてないから、過去問を解くのは
入門講座の講義を聞き終えてからにしよう」

「不動産登記と商業登記は
択一が十分にできないのだから、
記述式対策は択一ができるようになってからにしよう」

「入門講座は一通り聞き終えた。
本試験も受けてみた。
でも知識の習熟度が足りなくて
午前も午後も択一の基準点にすら届かない。
入門講座のテキストをもっとしっかり読み込み覚えてから、
中上級の講座を受けよう」

以上は、
「小学校2年生で掛け算の九九がうろ覚えで、
だから3年生に上がるのはまだ早い」と言って、
友達が三年生に上がるのに
自分だけもう1回2年生を続けるようなものです

小3に上がった友達も、
誰もが九九が完璧とは限りません。

不完全な自分を許容し、
思い切ってNext-Stage3年生に進み
小3の勉強を頑張れば、
小2で中途半端だったところは
徐々にマスターしていきます


3.あんまり偉そうこと言えません…

とはいえ、何を隠そう上述の悪い例のほとんどは、
受験時代の私がやった失敗です

「働きながら6年間勉強を続けて合格」
ではありましたが、
今から思えば、いくつかのタイミングで
「先に進む勇気」を持てていれば、
2〜3年で合格レベルの力はついたと思います。

過去問を解いてもたぶんわからないだろうと考え、
テキストを眺めるだけで
勉強したつもりになっていた入門時代

2年目は思い切って中上級に進んでいれば
合格に必要なコアになる知識を集中的に習得して
一気に合格レベルに近づけたはずなのに、
漫然と、膨大な量の入門テキストを
なんとなくながめ続け、
過去問もあまり回せずに過ごしていました

3〜4年目は中上級のインプットだけは受けたものの、
実践的な答練についていく自信がなく、
本試験の限られた時間内で
合理的に得点する実践力を養えば
一気に合格レベルに近づけたのに、
そうとは知らず
「自分はまだまだに決まってる」との思い込みから、
実践的な答練に飛び込む勇気がもてませんでした

5年目。
正月から3月にかけて、択一、記述、
それぞれの中上級の実践的な答練を取りました。

前年までと実力は大して変わりませんでしたが、
午前択一が30問正解しました。

その年の合格者と比較してもそれなりに上位でした。

かなり驚き、午後足切で不合格なのに、
一人で大声で叫び喜んでいました

午後択一が足切だったのは
明らかに知識不足なだけでしたから、
初めて「この試験、俺、やればできる!必ずできる!」
と本気で思えました

「実力不十分でも、一歩先の講座を受け、
既習知識を見つめ直し使いこなし、
解き方を工夫するだけで、
現状の実力のままでも得点はググっとあがる」


これを体験的に知ったのが、5年目でした。

その勢いは6年目の合格につながりました


4.結語

以上は私の体験のCTスキャンです。

皆様それぞれが、
司法書士試験の勉強を始めてから合格まで、
その道筋の中で、
「ここで留まりコイツをトコトンやっつける」のか、
それとも
「鉛筆で『?』マークを書いておいて敢えて先へ進む」べきか、
選択すべき場面があると思います

本稿がその選択の参考になればと願っています


山口岳彦

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
山口先生、ありがとうございました。一段階先のステージに身を置いて、そのなかでもがくことが必要だと再認識しました。

山口先生のはなしは私の状況が似ているところがあるので参考になります。

時間があれば、山口先生の受験最終年度の心の持ち方も教えていただけるとありがたいです。
ponta
2015/09/25 17:24
ponta 様

記事をご覧いただきありがとうございます。

言われてみると、本稿における最終年の描写がかなり大雑把でしたね(^^;;
またの機会にお話しします。

ところで、次の記事「次世代へのバトン」も既に出稿済みで、筆記発表前にアップされます。

「次世代へのバトン」でも書いてますが、合格から1年様々な経験を経ると、私たちが受験時代に感じていたことや合格発表当時の感覚はかなり薄れてます。今後ますます薄れていくと思います。
そこで、次の水曜に誕生する1年目の司法書士の皆様に、直近合格者だからこそ書けるメッセージを寄稿してもらうべく「次世代へのバトン」を書きました。

ponta様が今年受験されたかどうかはわかりませんが、もし今年合格されてましたら、ぜひとも、「ありのままのフレッシュな感覚」の執筆をお願いします。

今年の結果がどうであれ、最終的に合格を勝ち取られ、司法書士の仲間になっていただける日を楽しみにお待ちしています。
山口岳彦
2015/09/26 04:13
今年は合格していませんが、来年合格しますのでよろしくお願いします。

前のコメント、てにおはを間違えていて、恥ずかしい思いをしています。
ponta
2015/09/26 18:58
山口先生が受験時代、苦労した科目とかありましたか?
多くの合格体験記を読みましたが、会社法、あと商業登記記述式が苦手だったという方が多い印象をもちました。
受験生
2015/09/28 01:36
受験生 様

記事をご覧いただきありがとうございます。
会社法・商業登記法に苦手意識を持つ方は確かに多いと思います。私もそうでした。

ただ、受験時代全体(本当の初めて〜合格まで)を振り返ると、特定の科目だけが苦手だったわけではないことに気づきました。全科目、「苦手」でした。

この試験勉強における苦手意識との付き合い方について、今度記事を書けそうです。

文章の構成としては以下の感じを想定しています;
・どの科目も「やればできる、必ずできる」
・ということは「やらなければ、絶対にできない」
・途中段階のは「そこそこできるが合格レベルでないため、苦手意識を生む」
・「とことんやれば必ずできて、苦手意識は消滅する」

ご質問いただいたからこそ私も考えるきっかけを得ました。お役に立てる記事になるよう頑張ります。
山口岳彦
2015/09/29 00:09
ご返答頂きありがとうございました。記事を楽しみにしております。宜しくお願い申し上げます。
受験生
2015/09/29 18:19

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