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zoom RSS 「やっても無駄だろう」と思ってからの分かれ道:山口岳彦さん

<<   作成日時 : 2016/06/21 00:07   >>

ガッツ(がんばれ!) ブログ気持玉 24 / トラックバック 0 / コメント 2

本年の司法書士試験本試験まであと約2週間、
「どこから何を聞かれても万全です」という方は、
あまりいらっしゃらないことと思います

まだ理解できていない知識、
記憶が曖昧なAランク知識、
何度やってもできない問題、
できるはずの問題を間違えるかもしれない不安、
ほとんどの方は、多かれ少なかれ、
何らかの不安要素があると思います

司法書士試験は範囲が広く、
このような不安要素が全範囲に散らばって残っていると、
全ての穴を埋めるためには相当な時間と労力を要します

全体を1通り回すだけでも相当な時間を要します。

あと数回やったところで、
全ての穴は埋まらないかもしれません。

ましてや、本試験まであと2週間で、『必出3300選』ですら、
仕事・家事等の傍ら全体を1回回すのも困難かもしれません

このような現実を前に、
「あと2週間では、全体のごく一部しかできない、
焼け石に水だ。どうせ合格には遠いから、やっても無駄だろう」
などと、
努力が(今年の本試験合格という意味で)
報われない可能性が高い(ように思い込んでいるだけの)現実を前に、
学習意欲が萎えてしまう方もいらっしゃるかもしれません。
何を隠そう、私こそこのような「現実」を前に
毎年の直前期に逃避と格闘の間を行ったり来たりしていた人間です

「やっても無駄だろう」と思ってしまうことは、
人間なら誰でもあることと思います。

問題は、その先の分かれ道です

(1)今年の本試験で合格するための勉強を実質的にやめてしまうのか、
それとも、
(2)今年の合格にこだわり弱点を1つでも克服しようと開始直前まで、
本試験会場で「書籍などはカバンにしまってください」
と言われるまで勉強し続ける悪あがきを続けるのか、

どちらを選ぶかは、合格と不合格の差につながります

(2)を選んでも、確かに今年は不合格になるかもしれません。

それでも、直前期にあがいた経験は、必ず来年につながります

私自身、
「あと1年じっくり勉強すれば
来年こそ合格レベルの実力をつけて本試験に挑めるはずだ」
と思い直前期を大切にせず箸にも棒にも掛からず不合格になり、
その翌年も大して点数が伸びなかった経験を数年繰り返したものです。

私より3年ほど先に合格した
N村先生という先輩司法書士がいます

N村先生は司法書士業界の中にいる私の恩人の一人です。

N村先生が合格した年、本試験の2〜3週間前、
某指導機関の受講生交流サイトで、私は弱音をつぶやきました
「まだまだ弱点がたくさんなのに、
ちょっとくらいやっても意味ないかなぁ…」

これに対し、N村先生が、
「あがいてください。たとえ不合格でも、来年につながります。」
と言ってくれました

その年N村先生は見事に合格を果たされ、
私は予想通りの結果で、
その後も受験勉強を続けたのでした

あの時レスをいただいた
「あがいてください。たとえ不合格でも、来年につながります。」
の一言は、その後の私の合格に大いに影響しました。

N村先生と私は今では、
実務で難問に出くわしたときに相談したり、
参考図書を紹介してもらったり、
中国語の学習方法をアドバイスしたり、
某法人の総会の議決権を委任したり、
東京法務局渋谷出張所でバッタリ会ったりする間柄です。

「悪あがきの効用」は、
実務のための日々の勉強でも活きています

不動産登記、商業登記、成年後見、裁判業務、
すでに四足の草鞋を履いています。

供託や帰化(※)の依頼がたまに来ることも想定しています。

専門職として学んでおくべき知識はまだまだたくさんです。

読むべき本の数は、
司法書士試験の入門テキストの何十倍もあります

「学ぶべきことはたくさんある。今日ちょこっと読んでも無駄かも」
などと思ってしまうことは、今でもあります。

ですがそんな時、
「悪あがきの効用」を思い出すのです

実際、隙間時間で少しずつ読んだ本で
得た知識が後日の相談で役立つことがあります。

「やっても無駄だろう」と思うことがあるのは人として当たり前です。

そんなことでモチベーションが低い自分を
低評価する必要などありません。

「やっても無駄だろう」
と思ってしまう自分は受け入れた上で、
「やっても無駄だろう」
と思ってからの分かれ道を意識すべき
です

1日1日、1分1秒を大切に、
学習を積み上げたその先に合格があります

これから合格する皆様に同じメッセージをお伝えすることで、
先輩司法書士から受けた恩に報いたいと思います。

「最後まで、徹底的に、あがいてください。
たとえ今年不合格でも、必ず来年につながります。」



司法書士 山口岳彦


(※)帰化許可申請は、法務局に提出する書類作成が必要な、司法書士の本来業務です(司法書士法3条1項2号)。これに対し、在留許可申請は入国管理局(官公署)に提出する書類作成に関する行政書士の業務です(行政書士法1条の2第1項)。帰化許可申請は国籍法の規定により旧国籍を離脱して日本国籍を取得する手続であるため法務局にて行う手続であるのに対し、在留許可申請は、出入国管理及び難民認定法の規定に基づき外国人が外国国籍のまま日本で在留する資格を取得する手続です。


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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
実務でご多忙の中、投稿本当にありがとうございます。結局、模試では一度も合格判定が出ず、苦しい日々でしたので、お言葉胸に染みました。最後の最後まで、徹底的に、あがいて、あがきぬきます!。
かわせみ
2016/06/21 18:22
かわせみさん

お久しぶりです!

私も模試で合格推定を取ったことは一度もなかったです。
過去問中心の勉強でしたので、毎年模試より本試験の方が点を取れました。

(作問者には失礼ですが語弊を恐れずに申し上げると)模試は民間企業の従業員、場合によってはアルバイトが作ったものです。過去問と全く同じだとクレームがつくこともあり得るため変な問題も作らざるを得ないこともあります。学者、官僚、司法書士実務家の混成チームたる試験委員の本試験問題とは違います。

かわせみさんご本人の感触以上に実力はついてきてます。美代さんのおっしゃるとおり、「大丈夫」です(^_^)
山口岳彦
2016/06/22 14:35

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