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zoom RSS 「「フリクションボール問題」リバイバル」:正橋史人先生

<<   作成日時 : 2016/10/26 22:43   >>

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以前、お気に入りボールペン特集として、
2回ほどボールペンを紹介しました
(結論としては、「ジェットストリームでいいじゃんヽ(`Д´)ノ」)が,
その中で、「フリクションボール」
というボールペンについて紹介しました

http://www.pilot.co.jp/products/pen/ballpen/gel_ink/frixionball/

このボールペン、
「フリクションインキ」なるインキを使っており、
なんとボールペンの癖に消すことができます

構造としては
「消色温度が設定されているため、
筆跡をボディ後部の専用ラバーで
擦ることで生じる摩擦熱により
インキの色が無色に変わり、
筆跡を消すことができます。」とのこと

ちなみに、フリクションボールは
司法書士試験では使用することができません

「インクがプラスチック消しゴムで消せるものは不可」
とあるためです
(プラスチック消しゴムでなくても消せますが)。

さて、それでは、
このフリクションボールは
登記申請の添付書面や申請書に
使用することができるのでしょうか

結論としては、
月並で想像できる答えだと思いますが、
「熱で消えちゃうインクなので否!」

ということになります

まず、申請書や添付書面に何かを記載する際に、
「ボールペンjならOK、シャーペンや鉛筆はダメ」
という、筆記具種類を特定して、
これがOK、これはダメ、ということを規定している法令は
ありません。

では、なんでダメといえるなのかというと、
第一に
普通に考えて
「シャーペンで書いた文字は簡単に消せる。
ボールペンで書いた文字は消えない。」
ということになります

で、なぜ消えない文字でないといけないかというと、

それは、法的判断によって判断した
登記の対象となる権利変動が
存在することが確認できたから、
申請書は作成され、申請がなされるのであり、
その申請がなされた証拠は、
しっかりと法務局に
永続的に保存される必要があるためです
(゚д゚;アタリマエノコトシカイッテナイ

通常のボールペンで書いた文字は、
何らかの形で紙を毀損(砂消しとか)
するような形でしか消えませんが、
鉛筆などでは、手でこすったとか、
偶発的な事情で消える可能性があります

だからダメ絶対ヽ(`Д´)ノ

では、フリクションボールはどうか。

これは、むしろ鉛筆よりダメでしょう。

なぜなら、熱できえちゃうから

鉛筆だって、消えやすいとはいえ、
よほどゴシゴシこすったりしなければ消えません。

でも、フリクションボールの場合、
熱で消えちゃいますヽ(TДT)ノ
(書いた書類を車のフロントガラスに置いておくと
消えるということもあるみたい。
日差しの熱で消える。)


鉛筆よりも、
偶発的に消える可能性が高いのです

ですから、
証拠として保存しておくためには
不適正と言わざるを得ません

ですから、
不動産登記制度の目的をまっとうに果たすためにも、
フリクションボールや
その他の消えるボールペンの使用は
やめましょう

ダメな根拠としてより明確な根拠といては内藤卓さんの次の記事をお読みください!
http://blog.goo.ne.jp/tks-naito/s/%E6%B6%88%E3%81%9B%E3%82%8B

ちなみに、
登記申請された申請書や添付書面は、
利害関係人(権利者や義務者)でなければ
閲覧することはできません。

もちろん、利害関係人から委任を受ければ
(その理由の記載が必要)閲覧することが出来ます。

その場合、
それらの書面をコピーすることはできませんが、
カメラでの撮影は可能という通知があるようで、
それをする場合、
ひたすらパシャパシャ
デジカメで撮影をすることになります

結構大変な作業ですが、
これを昔は写ルンですでやっていたと思うと、
デジカメはいくらでも撮れて
すごいなあと思う次第ですヽ(゚◇゚ )ノ


というか、そもそも一般人がボールペンを使う理由って
「消えないから」だと思うのですが、
それなのに、あえて「消えるボールペン」を
人が求めていると感じ、
それを作り供給する、
という姿勢はよくぞ作ったなぁと感動するのでした

ちなみに、最近私もフリクションを使って勉強などをしていますが、ものすごく便利!
消せるので躊躇なくテキストに書き込めます!
でも、試験本番で使ったらだめですよ〜。

正橋史人

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