テーマ:蛭町浩の「俺の考え」

「常識を疑う・・「わかる」と「できる」の関係」:蛭町浩先生

皆さんにとって、勝負の年であり、 自分自身の「壁」を打ち破らなければならない年が始まろうとしている。 しかし、年末年始独特のザワツキ感から、 通常は、思うように勉強が進まないことも この時期ならでは現象となっている。 このようなときには、イライラせずに 「勉強」そのものをもう一度、 考え直してみることも…
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「登記制度の視かた考えかた・・常識を疑うことから始める茨の道」:蛭町浩先生

一人遺産分割の裁判例は、 司法書士の処理を「法的に無意味」なものと 「バッサリ」と切り捨てるものであり、 わたくし的には非常に「ショッキング」な内容であった。   このままでは、いかにも司法書士が 「法に無知」の印象となるだけでなく、 そこまで言われて一言も反論できないというのは、 負けず嫌いの(大人げない)私には耐えら…
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「プライドにかけて・・肝試しとしての本試験」:蛭町 浩先生

自分の考えを人の目を気にせず、 述べることは簡単ではない。 他の人と異なる考えであったらどうしよう。 レベルの低さを笑われたらどうしよう。 他人から批判されたらどうしよう。 色々な不安が頭をよぎるからである。 しかし、誰が何といおうとも、 他の人と結論が異なろうとも、 レベルの低さに赤面するような内容…
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「血を流さないで済むのか・・認定考査への危惧」:蛭町 浩先生

今年ももうじき認定考査の時を迎えることになる。 司法制度改革により司法書士は、 特別研修を経て、認定考査に合格すれば、 簡裁訴訟代理等関係業務を行う認定司法書士となれる。 認定司法書士は、 制度発足から10年以上を経過し、 過払金返還請求事件では、 概ね弁護士と遜色のない活動を行っているとの 積極的な評価を受けて…
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「できない自分の自覚・・勉強の意味」:蛭町浩先生

わたしの思う勉強の素晴らしさは、 「過去」を問題にしない点にある。 さあ、やるぞと決意と覚悟を決めたのなら、 その時点から常に前を向いて、つき進めばいい。 倒されても、倒されても、 ずんずんと前に進むだけなのであり、 この「すがすがしさ」が勉強のもつ魅力なのである。 その意味で勉強には、「反省」の必要がない。 …
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「失えば得る・・得れば失う。」:蛭町浩先生

ウイン、ウインなどという、 ふざけたセールストークがあるが、 それを本当に信じることができる人は、 ある意味、幸せな人である。 ウイン、ウインが実現できるなら、 争いごとなど起こりはしないのであり、 現実はそう単純なものではない。 作用と反作用の関係のように、 すべてのことはコインの裏表なのである。 自覚す…
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「開き直れ・・そして思え」:蛭町 浩先生

何事でも開き直った奴は強い。 まして勝負ごとは尚更である。 どんなに格好を付けたくても、 今ある自分しか存在していないことは、 自分が一番よく知っている。 借り物の自分で、勝負をするのでは、 これまで頑張ってきた自分に申し訳が立たないであろうし、 せめて、ハレの勝負のトキは、 自分を前に出してプレイすべきだ。…
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「遅れてスマン・・松井信憲著・商業登記ハンドブック第3版から改正会社法令を読む」:蛭町 浩先生

受験生だけでなく、実務家も待望していた 「松井信憲著・商業登記ハンドブック第3版 (商事法務・税別¥5,300)」(以下、松井ハンド第3版という。) が改正会社法(平26法第90号)の施行に合わせて発売された (第1刷の発行日付は平27.5.15)。 遅ればせながら5月22日に購入したのだが、 これまで堅く戒めてきた1回…
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「合否の鍵・・いかなる問題意識をもつべきなのか」:蛭町 浩先生

年末年始こそ、 何かまとまった勉強をしようと思いながらも、 何とはなしの気ぜわしさに、 何も手に着かず、気が付けば元旦を迎えている。 誰にとっても年末年始はそのようなものであり、 それで落ち込む必要はない。 合格と不合格では、天と地であり、 その違いは今さら説明するまでもなく歴然としている。 しかし、この結果…
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根本から考え直してみる・・「中間省略登記禁止の厳格性」:蛭町 浩先生

我が国の不動産登記は、 民法177条により権利変動そのものが登記の対象とされている。 また、公信力が認められていないため、 不動産登記制度は、発生した権利変動を 発生順に全部登記することを原則としている。 これにより、遡っての調査を可能とするための 公簿として登記簿を位置付け、 中間省略登記禁止の原則を導いている。…
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押してダメなら引いてみる・・・「相続分の放棄」:蛭町 浩先生

正橋史人司法書士が取り上げている 「最終の相続人が一人となる数次相続の処理」が、 どうしても気になって仕方がない。 前回は、甲土地の所有権登記名義人であるAが3月26日に死亡し、 第1相続の法定相続人が配偶者B、子Cであり、 その後の6月26日に相続人Bが死亡し、 第2相続の法定相続人がCである事案を使って、 第2相続…
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「神様との連れション・・・香川保一先生を偲ぶ」:蛭町 浩先生

私が合格した昭和59年当時、 司法書士試験の指導機関の数は少なく、 何を教材として登記を勉強するのか、 受験生もまだまだ暗中模索の状態にあったように思える。 なかには、香川保一編著「不動産登記書式精義」 を使って勉強したとする豪の者もいた位であり、 なんとも悠長な時代だったのである。 勿論、合格後の実務では、 書…
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「相続分の譲渡」と「相続分の相続」・・・どれ程の違いがあると言うのか。:蛭町浩先生

正橋史人司法書士の 「最終の相続人が一人になる場合における遺産分割について」 の1から4までの記事を大変興味深く読んだ。 正橋司法書士が指摘する通り、 これまでの登記実務は、遺産分割する地位の併有を認め、 遺産分割の決定によってCの単有登記を認めて来たはずであり、 その取扱いを否定する裁判例の出現は、 法的安定性の観点…
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「ウソ」でも読んでいると言ってくれ・・・山野目章夫著「増補不動産登記法」:蛭町 浩先生

平成26年10月1日午後4時、 新たに762人の「登記のプロ」が誕生した。 登記にひとかたならぬ思いを寄せる私にとって、 登記制度の新たな担い手の誕生は、実にうれしい限りである。 「登記のプロ」の誕生と書いたが、 生まれたての生き物は、全てがそうであるように、 まだ、足下も、覚悟も覚つかず、よちよち歩きであることは、…
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「悔しがれ・・そして本気になって立ち上がれ。」:蛭町 浩先生

とりあえず、今年の勝負の決着はついた。 負けた者は、まず、大いに悔しがれ。 この悔しさの大きさが1年間の勉強の原動力になるからだ。 負けた者は、負けが「能力の否定」 という思いにかられ、意気消沈しやすい。 しかし、試験なぞ所詮、人間が作ったものであり、 たかだか一定時間における仕事のやり方の巧拙しか問えない …
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デュアル・スタディ・・岡口基一「要件事実入門」と坂本慶一「新要件事実論」:蛭町 浩先生

かつて、司法書士が要件事実を勉強すれば、 「変人」あつかいされた時代があった。 私が、要件事実を勉強するようになったのは、 平成7年の阪神淡路大震災の年からである。 きっかけは、登記が実体を映す鏡であるとして、 司法書士が立会の場で確保しているはずの 実体とは何なのかに疑問を感じ始めていたことと、 書式の問題に示さ…
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「意地をみせろ・・・自分の考えを断言せよ。」:蛭町 浩先生

法律家としてやるべきことは決まっている。 その仕事は、専門家として 「自分の考え」を述べることに尽きているからである。 これを「鑑定」といい、 これこそが法律事務と代書とを分けるメルクマールとなっている。 司法書士試験が、法律家としての素養を問う試験であるとすれば、 試験で問われるのは、問題に対する「自分の考え」…
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「七戸克彦先生の直球勝負・・不動産登記法案内の衝撃」:蛭町 浩先生

私にとっての七戸克彦先生とは、 「九州大学学術情報リポジトリ」に収録されている 一連の七戸論文である。 他の研究者のものを含めて、 研究者の論文は、 一度だまされたと思って読んでみれば分かるとおり、 驚くほど理解しやすく、書き手の「熱い思い」が伝わり、 読み物として抜群に面白い。 俗に「基本書」と呼ばれる本と比較…
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「こういう者に私はなりたい・・受験生を生きる」:蛭町浩先生

どんな分野の人であれ、 「やる気」に溢れ、何事かを成し遂げようとする人を見ると、 思わず、見ている側も「私も頑張らなければ」と励まされるだけでなく、 その人を応援したくなるのが人情である。 このことは、受験勉強に取り組む受験生にも当てはまる。 同じ法律を勉強する学生と受験生を比較すればその差は一目瞭然であり、 明確な目的…
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「戦いすんで・・改めて想う司法書士試験」:蛭町 浩先生

「資格試験」は、あらゆる意味で資格の「象徴」である。 その資格が難しいのか簡単なのか、 その資格を使ってどんな仕事をするのか、 試験内容をみればおよその見当が付く。 試験は、言うまでもなく合格者の選抜手段であり、 資格に対応する業務内容の説明や仕事案内の意図をもつものでない。 しかし、試験では、 その資格を必要…
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「勇気を振り絞れ・・自分をさらけ出せ。」:蛭町 浩先生

人は「気」の存在である。 強気になるか、弱気になるか、やる気満々となるか、 やる気を失うか、それらを決めるのは、 すべて「ものは考えよう。」に尽きている。 「本試験」とは、1年に1回、「公」に、法務省が皆さんに対し、 本試験の問題をどう考えるかを問い、 皆さんがその問に対し「自分の考え」を述べることができる、…
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「またしても、やられた・・山野目章夫『不動産登記法概論―登記先例のプロムナード―』:蛭町浩先生

有斐閣から「山野目章夫先生」が 先例の本を出すという噂を聞いていたせいか、 「不動産登記重要先例集」(有斐閣、税別¥3,150) が出た時には、正直、驚きはなかった。 山野目先生と言えば、既に体系書として 「不動産登記法」(商事法務、税別¥5,400) が出版されており、それとの関係でみれば、 実務・試験に重要な先例を「原…
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「「今年こそは」の期待・・試験委員の公表」:蛭町浩先生

既に周知のこととは思うが、 平成25年度の司法書士試験委員の人事が 平成24年12月4日に発令され、 同年12月17日の官報により公表されている。 法務省側試験委員17名、司法書士側試験委員10名の計27名が、 法務省人事として試験委員に任命されている。 法務省側試験委員には、あて職であろうが、 「注釈司法書士法」「逐…
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かくて、受験の神となる・・名取克彦さんを偲ぶ

今年7月、我が戦友である名取克彦さんが、 現役の受験指導者のままこの世を去った。 不慮の事故とはいえ、余りにも若く、 余りにも突然の死であり、 茫然自失の出来事であった。 受験指導の世界は、 表側として受験生の面前に立つ「講師」だけでなく、 裏側として、講座や教材の企画・立案、教材の作成、チェック、編集など、 多…
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「雲泥の差・・2つの出題の趣旨」:蛭町 浩先生

既に、周知のことと思われるが、 試験を主催している法務省民事局民事第二課は、 「平成24年度司法書士試験筆記試験合格者の 受験番号の表示の訂正について」を公表した。 合格者の選抜が不能と思える出題ミスを連発させていただけに、 「また、やったな。」という程度で、 いまさら驚く受験生も少ないとはいえ、 当事者となった受験生…
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「本試験・・それは作るモノ」:蛭町浩先生

司法書士試験は、本年7月1日の本試験問題が、 ただ1度だけ解ければ、 それまでの闘いが連戦連敗であったとしても、 全てが帳消しとなるトーナメント型の「一発勝負」である。 一発勝負は、「力のある者」が勝つのではなく、 「余裕がある者」が勝つ。 余裕は、あるモノではなく、作るモノであるため、 より正確には「余裕を作った…
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今さらながら・・「勉強」とは何か:蛭町 浩先生

明けまして,おめでとうございます 年末年始は,何かと気ぜわしく, まとまった時間が取れそうでいて, 実際は,それが取れない悩ましい時期である。 あまり強く具体的な成果を期待すると, 後でがっかりするのが「オチ」となるのが, この時期なのである。 いっそのこと,この時期に 普段は,考えない…
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「愛」ある仕事・・司法書士小山弘先生:蛭町 浩 先生

簡裁訴訟代理等関係業務を行うには, 特別研修を経て, 法務大臣認定考査に合格しなければならない。 認定考査は, 70点満点のうち40点以上の得点 (100点換算で57.14点)をとることで, 人数の多少を問わずに合格することができる 「資格試験」である。 ちなみに,日司連が本年2月の臨時総会で策定した 司法書士…
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これって・・結果としての「出題ミス」だよね。:蛭町 浩 先生

平成23年度の司法書士試験の 筆記試験の合格発表があり, その際,書式の問題の「得点別員数表」が公表された。 これによれば,基準点とされた39.5点には 実に41名が,その前後,0.5点きざみに 40名から50名の受験生がひしめきあう 大変な激戦であることが明らかになった。 それ故,この表から,たった1箇所の論点の…
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「我が青春の書・・「全訂」詳解商業登記を読む。」:蛭町浩先生

味村治著「新訂詳解商業登記, 以下「味村詳解」という」が, 筧康生先生,神崎満治郎先生,立花宜男先生等により書き改められ, 「全訂」詳解商業登記(上1477頁,下811頁 ¥24,000円+税,販売株式会社きんざい, 以下「全訂詳解」という)として生まれ変わった。 独学であった私は,受験時代,不動産登記については 幾代…
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